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2009年12月03日

『よみがえれ!夢の国アイスランド』

昨日は翻訳本『よみがえれ!夢の国アイスランド』

のPRの為の吹き替え朗読でした。


この本の内容は


この本は『DreamLand』というタイトルで映画化されました。


日本ではまだ上映は決まっていません。


アイスランドという国は私の好きなBjorkの生まれ育った国として


知っていましたが、どんな国なのか全く知りませんでした。


アイスランドは自然の豊かな美しい国、地熱地帯、滝、鳥の繁殖地として


世界でも認知されている国です。


しかしその自然を破壊してエネルギー産業アルミ産業に乗り出し


世界でトップクラスの裕福な国となりました。


当然、その中でアイスランド人はアメリカンドリームならぬアイスランディックドリームを経験


することとなります。


昨年の金融崩壊の少し前に国営銀行が破綻をし、リーマンブラザーズの破綻で


少し隠れた形となりましたがそれはとても大きな事件でした。


第二次世界大戦以降、アルミ産業、エネルギー産業で自然破壊をし富を得て


危険な賭けをしてきたこと、小さな国がまるで世界のテスト場所のように様々な経済的な


からみのある実験をしてきたことで学んだこと、そしてその中で未来を前向きにとらえて


どう歩めるのか・・・・


経済第一主義で突っ走ってきた世界の縮図がアイスランドにあり


アイスランドの環境問題、経済問題は人口30万人の遠く小さな国の問題として


片付けるのではなく、世界の共通の問題として著者アンドリ・S・マグナソンは訴えてます。


前向きに真の豊かさを感じられる国になるアイディアを!!解決策を生み出そう!!と・・・・

私はこの本の中は自分自身の幸せというものに置き換え
本物の豊かさとは何かを考えさせられました。
自分自身の幸せを考える本として、この本をお勧めします。


著者:アンドリ・S・マグナソン
33歳の若さで二度のアイスランド文学賞を受賞した。
二度目の受賞作である『ドリームランド』は、国の環境政策を変え
世界的なミュージシャンであるビョークやシガーロスを動かしたほど。
その日本語翻訳『よみがえれ!夢の国アイスランド ~世界を救うアイデアが ここから生まれる~』
(NHK出版)刊行


投稿者 maki : 2009年12月03日 09:50

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